不動産売却のタイミング

TOP  >  不動産売却のタイミング

ベストなタイミングで不動産を売却する

ベストなタイミングで不動産を売却する

不動産投資にはキャピタルゲインとインカムゲインの2つの収益があります。キャピタルゲインにより利益を得る場合は、所有する投資用物件を売却したときです。広島を中心に収益物件を扱うシンシア不動産でも、物件を売却したいというお客様が大変多いです。アドバイスを促されるのが「売却をするベストなタイミング」について。ここでは、売却をするタイミングとそのポイントを解説します。

投資用物件を売却するときの5つのタイミング

投資用不動産の売却による収益の増減は、タイミングに左右されるといっても過言ではありません。「もっと早い段階で決断すればよかった……」と泣きをみないようにするために、ベストなタイミングを見極めるためのポイントをここでチェックしましょう。

タイミング1デッドクロスになる前に売却

「デッドクロス」とは、減価償却費がローンの元金返済額を上回る状態のことです。デッドクロスに陥ると、帳簿上の利益が黒字にも関わらず、手元資金が目減りしていきます。しかし、黒字計上に対して課税されてしまうので不動産の収支がマイナスになり、最悪のケースでは黒字倒産になりかねません。

減価償却期間が終わり、計上ができなくなるほど古い物件になる前に、つまりデッドクロスになる前に売却することが重要です。

PICK UP!

減価償却費とは、現金の支出に伴わない帳簿上の費用のこと。保有する資産の価値が年々減っていくことを前提に、価値の減額に合わせてその減少分を費用として認識して計上することができます。不動産投資では減価償却費を計上した分だけ、経費も増え、利益を圧縮することになり節税につながります。

タイミング2大規模な修繕などのキャッシュアウトが大きくなる前に売却

建物は、築年数を重ねれば劣化してしまうことは避けられない事実。投資用物件では、劣化を改善するため修繕する必要があります。大規模な修繕となれば費用がかさみキャッシュアウトが発生。キャッシュアウトが増大すれば、利回りやキャッシュフローの悪化に直結していくため、劣化が激しくなる前に不動産を売却して利益を確定させるという方法があります。

タイミング3キャピタルゲインが出る時に売却

投資用物件の値段が安い時期に購入し、土地やエリアの人気上昇などに伴う価格高騰のタイミングで売却すればその差額が利益、つまりキャピタルゲインとなります。おおよその目安としては、購入額から各種税を引いて、キャッシュフローの5~10倍の値段で売れると見込めるタイミングが売り時です。

タイミング4購入に失敗した物件は早期売却で損切りする

不動産投資において重要なポイントは「物件の選定」です。高い収益が期待できる利回りのいい物件になるか悪い物件となるかは、築年数や特徴、立地や利便性、場所の開発状況など複合的な要因が絡んできます。

徹底したリサーチをした上で購入するのがセオリーですが、万が一購入後に想定した収益に届かない悪い物件だった場合、すぐに売却するのがベストです。「不動産会社に相談して、様子を見よう」と判断を誤ってしまったら、負債が増えていきます。失敗してしまったら早い段階で見極めて、赤字を最小限にすることが重要です。

タイミング5売却のタイミングで投資における収益は大きく変わる

このように、投資用不動産を売却するタイミングは状況などでさまざまですが、頭に入れておいてほしいのが、売却のタイミングによって利益や損失が大きく左右されるということです。

不動産投資とは物件を売却したときに利益が発生するキャピタルゲインと、家賃収入をメインとするインカムゲインの2つの収益によって成り立っています。投資を始める以上、誰だって損はしたくありません。売却はシビアな判断力が要求されるので、一度不動産会社に相談するなどして慎重に検討するようにしましょう。

ページTOPへ